3elvesについて

おしゃれで履きやすい本革靴を手頃な値段で提供します。

ーーこれは3elvesのコンセプトです。

 

・気づいたら、子供の靴がスニーカーばかり

・今日のコーディネートにスニーカーだとちょっと雰囲気が違うと思い

・おしゃれだけど合成革の靴は、長時間履いたら蒸れたり、数回履くだけで表面の皮が剥がれて硬くなったりして、子供たちに嫌われた

・1万円以上の本革靴は、足の成長が早い子供には少し高すぎると思って、諦めてしまい

以上は私が3歳の娘に靴を選ぶ際に思ったことでした。

海外では子供たちが本革靴を普段履きにしており、多くの有名な子供本革靴ブランドも存在しています。一方、日本では街を見渡してもスニーカーが主流であり、革靴を日常的に履いている子供はほんの僅かです。

そこで、「スニーカーと合成革以外にも子供に革靴の選択肢があります!成長の思い出として残るような愛着のある一足、本革靴を作りたい」という考えが芽生えました。

開発段階で職人さんと一緒に毎日革市場に足を運び、革を選んだり、すぐサンプル革を買って工場で試作品を作ったりしました。お互いに意見が合わないときもたくさんありましたが、良い素材に妥協しない、素材からデザインまで、一年をかけてようやく誕生したのは、3elvesです。

 

 ブランド名3elvesに込めた想い 

 

グリム童話に《The Elves and the Shoemaker》(エルフと靴屋)のお話があります。

靴職人のおじいさんは優れた靴作りで愛されましたが、靴が丈夫すぎて注文が途絶え、お金に困りました。最後の革で靴を作ろうとしたが、不思議なことで朝起きると、素晴らしい靴が置いていました。これが三人のエルフたちの仕業で、続いて美しい靴が毎日置かれるようになりました。

おじいさんとおばあさんが裸で靴作りのエルフたちを見ていると、お礼として小さなお洋服を作りました。エルフたちは洋服を喜んで受け取り、以降姿を見せなくなりました。

靴屋のおじいさんの職人としての情熱はもちろん、偶然得た幸運に対して感謝の心を忘れなず、子供にも感謝の心を持って優しい大人に成長してほしいという願いが、3elvesというブランド名に込められています。